多くの方々のご支援をいただき、微助人の家二階の「元気一番館」が5月25日開館記念行事、そして27日に一般開館を迎えることが出来ました。
記念式典では坂巻理事長の挨拶後、細井洋行・西和賀町長、高橋雅一・西和賀町議会議長のお二人からご祝辞をいただきました。達増拓也・岩手県知事からも「日頃より福祉の向上と地域振興にご尽力される関係皆様に深甚なる敬意を表し、今後ますますのご発展を心よりお祈り申し上げます」という祝電が届き披露されました。
式典の後には西和賀さわうち病院院長の小原眞先生より「西和賀さわうち病院と私」という演題で記念講演をされました。その講演の中で、小原先生は「ワークステーション湯田・沢内」や「元気一番館」の連携で医療・福祉・健康の輪を広げていくことを述べられました。
その後、祝賀会では首都圏から出席された9名の方々を交え交流を深めました。テーブルにはワークステーション湯田・沢内の加工場やパン工房で作られた山菜料理やオリジナルパンなどが並びました。
元気一番館の開館を祝って、剛嘉宏氏寄贈の画家・佐藤勝彦氏の絵画「元気一番」や染織家・松永治子氏のタペストリーも展示されました。
開館した元気一番館は80人が集える清水ホール(三分割が可能)、図書コーナー「和と風と」、インターネットが可能で、列車待ちの高校生や小中生が自習出来る多目的室で構成されています。
今後、ワークステーション湯田・沢内の利用者の就労の場、自立訓練等の場の他に地域と連携し町民の健康づくりの場、障がい者と町民との交流の場として活躍の場が期待されています。
すでに子育てサロンや福祉関係団体の会議等で利用したいと申し込みが来ています。今後さらに新しいプログラムに基づき、活動を展開していく予定です。
元気一番館 館長 石川紀文